今、坪田一男氏が書かれたアンチエイジング・バトル 最終決着と言う本を読んでいます
その中で、2000年の野菜の栄養素と、そこから50年前の野菜のに含まれている栄養成分の量を比較した表をお借りいたしました

サプリメントの英語の意味は、不足を補うという意味です。
きちんと食べていても、ビタミン、ミネラルが足りていないのが現実
野菜や果物に含まれている栄養成分が減っている理由について
昔は堆肥など自然のものを肥料として使っていたけれど
今は、化学肥料を使っているからのようです
ほうれん草の鉄分なんて、15パーセントに減ってるし
こりゃ、食べても貧血は治らないはずだったなと思いました
この本には、食事から必要な栄養素は、最低量は摂れても、最適量は難しい、と書かれてありました。
たとえば、ビタミンCの場合、1日の最低摂取量はレモンでいうと、1-2個で補えるそうですが、
最適摂取量は、レモン20-30個分だそうです
そんなに、毎日、食べられない。。。。
また、この本には素晴らしい見解が書かれてありました
「『補う』という意味では、医薬品による対処が不十分な領域を補うという考え方もある」
私の親なんかは、薬が全て解決すると信じていますので
薬には対処不十分な領域があって、そこをサプリメントが補えるなんて、思ってもみないと思う
たとえばビタミンCの投与で認知症の一部が改善とか
そういう研究結果のことがいろいろ書かれてありました
今現在認知症の薬は日本で4種類出ているそうだけれど
進行を遅らせることには成功していないことも示唆されてありました。
これを
「いくら偉い先生かしらないけど、一部の偏った考えだ」と一蹴する人もいると思う
こんなとき
「そうか、それなら、試してみよう」
と心を開くか開かないかで、自分の未来は変わると思う
追記になりますが、
この本に、サプリメントの選び方の1つとして
あまり安いものは、安く出来る理由が何かあるということだから、ちょっと怪しい、という意見も率直に書かれてありました。
先日ちょうど、「安いのがそこらで買える」とおっしゃっている方がいらっしゃって
それを飲んで調子がよくなるんならそれでいいと思ったけど
感じ悪い言い方をされたので、そこ、もちょっと、つっこみたかったです(笑)
かくいう私も、ずっとシングルマザーでお金も無いし
あらゆるサプリを試したあげく、有名どころで安くてコンビニで買えて、というのを
ずっと飲み続けていましたし
むっとするなんて、おかどちがいなんだけど
きっとあれね、自分の飲んでいるものが好き過ぎて
むっときちゃったんだわ。。。心がせまいな~ワタシ
ところで
ワタクシゴトですが
私は昔、ひどい貧血でした
自分がひどい貧血とは思っていなかったのですが
女性だから多少は貧血かもと思って、
その市販のサプリで鉄剤も買って飲んでいました
だけど、いつも疲れていて、何を試してもなかなか疲れが抜けませんでした
ある日病院の検査で、「ひどい貧血です。よく立っていられますね」とびっくりされ
「ホームでは絶対、前に立たないように。貧血で倒れてホームから落ちるかもしれない。」と言われました
100mgの鉄剤を処方され(これもサプリメントにあたりますね)、朝、昼、夜と飲むことになり
また、生理による出血を抑えるため、
低容量ピルを飲むことになりました(これは薬だけど)
そうして貧血が改善され、鉄の血中濃度が、女性の最低量にまで増えたとき
ああ、なんて体が楽なんだろうと実感して
どれだけ以前が辛かったのか、初めて悟った感じでした
おかげさまで、今は鉄剤も低用量ピルも無縁です
カイアニの製品に鉄分は入っていないので
そこは不思議なところですが
健康だから、体がちゃんと機能しているんだろうなと思います
話が自分のことになっちゃいましたが
本を読んで
サプリメントの
「『補う』という意味では、医薬品による対処が不十分な領域を補うという考え方もある」
というのが、
とても、心に響いたので
シェアさせていただきたく、ここに書かせていただきました