アロハ、
新型コロナウィルスによるロックダウンが続いていますが、みなさま健やかにお過ごしでしょうか。
私も自宅にこもること1ヶ月が過ぎました。
自分がかかることも怖いですが、誰かに感染させてしまうことのほうが怖く、今の所、家で大人しくしております。
さて、CNNによる、新型コロナウィルス感染の10の兆候と何をすべきかを日本語訳に意訳しました。
どんなものか把握していないと、ちょとしたことで、びびってしまいませんか?
私はそうです。あ、咳が出た、あ、お腹痛い、もしかしたらコロナかも!なんて安易に思いがち。
そんな不安を一掃するためにも、ぜひお読みください。
では、どうぞ!
(CNN)科学者たちは、謎である新型コロナウィルスと、それにより引き起こされる疾患、症状について、日々、より多くのことを発見しています。
熱、咳、息切れは、すべての新型コロナウィルスの症例でほとんどに見られる症状です。
しかし、他の兆候もあり、その中には風邪やインフルエンザの症状に非常ににたものや、今まで見られなかったような症状もあります。
米国疾病対策センターによると、この
ウィルスに接触すると、2日から14日後に何かしらの症状が現れる可能性があるとのことです。
ここに、
新型コロナウィルス感染の10個の兆候と、自分や家族を守るために何をすべきかを紹介しましょう。
1.息切れ
息切れは通常
、新型コロナウィルスの初期症状ではありませんが、しかしもっとも深刻な症状です。
咳の症状がなくても起こり得ます。
胸が締め付けられるようだったり、肺を空気でいっぱいにしようとしても深く息を吸えないなどと感じ始めたら、すぐ行動すべき兆候だと専門家は述べています。
アメリカ医師会の会長、ドクター・パトリス・ハリスは、「
息切れがある場合、すぐにかかりつけの医師、地域の緊急医療機関、または救急病院へ連絡してください」と、言っています。
「
息切れがひどい場合は、救急に電話してください」
米国疾病対策センターは、新型コロナウィルスの緊急を要する兆候として、「
胸部の持続的な痛みまたは圧迫」および「
唇または顔から血の気が引いて真っ青である」状態を上げており、
そのような場合は酸素の欠乏を示している可能性があるため、直ちに医師の診察を受けるようにと言っています。
2.熱
熱は新型コロナウィルスのめだった兆候です。
一部の人の中核体温は、一般に目安と言われる華氏98.6度(摂氏37度)よりも低いまたは高いため、専門家は、数値に固執しないようにと言っています。
しかし、ほとんどの子供と大人は熱が華氏100度(摂氏37.7度)になるまで、発熱しているとはみなされません。
「発熱については多くの誤解があります」と、ピッツバーグ大学医療センター小児病院の小児感染症部門の責任者であるドクター・ジョン・ウィリアムズは言います。
「私たちは実際、1日の間に熱が1度から0.5度、上下しています。ほとんどの人にとっては99度や99.5度(摂氏37−37.5度)は熱と見なされません。
ナッシュビルにあるヴァンダービルト大学医学部の予防医学および感染症の教授である感染症専門家のドクター・ウィリアム・シャフナーは「
朝ではなく、午後遅い時間または夕方に検温するようにしてください」と言っています。
「
私たちの熱は日中、上下しています。朝8時に検温したら、それは平熱でしょう」とドクター・シャフナーは言います。
「
一般的な発熱は、たいてい午後遅くか夕方に起こります。それがウィルスによるもっとも一般的な発熱症状です」
3.乾いた咳
咳も兆候の一つですが、どんな咳でもそうかというと、違います。
喉がかゆいようなものは違います。喉がすっきりするためのものでも、いがいがするようなものでもありません」とドクター・シャフナーは説明します。
煩わしい、胸の奥深くから起こっていると感じる乾いた咳です。
「
胸骨のあたりから来ていて、気管支が炎症を起こしていると感じるでしょう」
世界保健機関が2月に発表した報告によると、検査で新型コロナウィルスに感染していると確認された患者55,924人のうちの33%以上が、痰、濃い粘液を、肺から咳き出していたとのことです。
夜に悪寒、体の痛み、高熱、幻覚が出る人もいますが、専門家によると、誰もがこの強い症状を体験するわけではないようです。
悪寒や体の痛みがない人もいます。 また、インフルエンザのような軽い悪寒、疲労感、関節や筋肉の痛みを感じる人もいます。そのため、インフルエンザなのか、コロナウイルスなのかの判断が難しくなります。
新型コロナウィルスの兆候のひとつは、1週間ほど経っても症状は改善しないが、実際には悪化している場合です。
5.突然の混乱
米国疾病対策センターは、悪化の兆候として、突然混乱したり、目覚めることができなかった場合を上げており、緊急の対応が必要な深刻な兆候である可能性が高いと言っています。
あなたや、家族、友人などがこのような症状にあり、特に唇から血の気が引いていたり、呼吸困難や胸の痛みがみられる場合は、直ちに助けを呼んでください。
6.消化器系の問題
初期の頃、科学者は、インフルエンザに伴う下痢や他の典型的な胃腸の症状は、新型コロナウィルスにはあてはまらないと思っていましたが、回復者を研究するにつれ、その見解は変わりました。
「中国で初期の頃の患者200名を調べたところ、患者の半数が、消化器官に症状が出ていたことがわかりました。」
「症状の詳細についてはさらに観察が必要です」
これらの患者は初期症状が下痢などの消化器官の問題であり、多くが発熱せず、軽度の症例であったため、呼吸器系の問題がある患者よりも、検査と診断が遅れてしまい、治療により時間がかかったとのことです。
7.ピンクアイ(結膜炎)
中国、韓国、および世界の他の地域の調査によると、新型コロナウィルスの感染者の1%から3%が、結膜炎(ピンクアイ)を発症していました。
結膜炎は、ウィルスによって引き起こされ、伝染力が高く、白目の部分とまぶたの内側をおおう薄い透明な組織である結膜の炎症です。
新型コロナウィルスは、結膜炎を起こす可能性のある多くのウィルスの一つであるため、この新型のウィルスが同じ症状を引き起こすとわかっても、科学者はとりたてて驚きませんでした。
それでも、目がピンク、あるいは赤くなっており、さらに新型コロナウィルスの他の症状である熱や咳、息切れがある場合は、医師に連絡する必要があるでしょう。
8.臭覚と味覚の喪失
新型コロナウィルスの軽度から中程度の症状の患者の、初期症状のまれなケースとして、嗅覚と味覚の喪失があります。
「嗅覚障害は匂いを感じないことをいいますが、患者の多くが発症している症状と思われます」CNNの主席医療特派員であるサンジャイ・グプタ博士はCNNのアンカーであるアリシン・カメロータに語っています。
「嗅覚障害が、味覚の喪失や、食欲の喪失に関連しているのかもしれませんが、はっきりとしていません。これから明らかにしていかなくてはと思っています。これらが初期症状とは言えない場合もあります。」
耳鼻咽喉頭頸部外科アメリカンアカデミーによると「他に症状がない新型コロナウィルス感染者を最終的に検査したところ、嗅覚障害がみられた」とのことです。
韓国の軽度の症例患者の最新の分析で、患者の30%に嗅覚の喪失が症状としてみられることがわかりました。
ドイツでは、患者の3人に2人が、嗅覚障害でした。
英国の耳鼻咽喉の専門組織によると、他のタイプのコロナウィルスによる呼吸器感染症に関連し、突然の嗅覚の喪失があることは、医学文献により長い間知られていることなので、新型コロナウィルスによりこの症状が現れることは、驚くべきことではないとのことです。
9.疲労
新型コロナウィルスの初期症状として、極度の疲労を感じる人もいます。
WHOの報告によると、研究所で確認された6000名近くの患者の40%近くが、疲労を経験しているとのことです。
ウィルスが消えた後も、疲労感は続く可能性があります。
新型コロナウィルスから回復した患者からの報告によると、標準的な回復期間である数週間を過ぎても、疲労とエネルギー不足は続いているとのことです。
10.頭痛、喉の痛み、鼻づまり
WHOの報告では、中国における新型コロナウィルスの約6000例の14%近くが、頭痛、喉の痛みを発症し、約5%に鼻づまりの症状がありました。
確かにこの疾患の顕著な兆候ではなく、風邪やインフルエンザの症状に似ています。
事実、新型コロナウィルスの症状の多くが、頭痛や、前述の消化器官の問題、体の痛み、疲労などといったインフルエンザの症状に似ています。
さらに他の症状は、喉の痛みや鼻づまりといった風邪やアレルギーの症状に似たものです。
ほとんどの場合、専門家は、あなたが単に風邪を引いたか、インフルエンザにかかっているというでしょう。風邪もインフルエンザも、発熱し、咳を伴うことがあるからです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
「現時点での現在のガイダンスですが、これは今後変わる可能性もありますが、もしも風邪やインフルエンザのような症状があり、これらが軽度か中程度の症状である場合は、家にいて、休息し、水分を補給し、発熱を抑えるようにすることです。」とアメリカ医師会のハリス氏は言います。
このアドバイスは、免疫システムが弱まる60歳以上や、妊婦には適応されません。
米国疾病対策センターによると、新型コロナウィルスに懸念がある人は誰でもかかりつけの医療提供者に連絡すべきとのことです。
妊娠中の女性が新型コロナウイルスで重症になる可能性が高いかどうかは不明ですが、米国疾病対策センターは、妊娠中に体の変化を経験するため、一部の感染のリスクを高める可能性があると述べています。
一般的に、新型コロナウィルスのリスクは、糖尿病、慢性肺疾患または喘息、心臓疾患、鎌状赤血球貧血、ガン(あるいは化学療法を受けている場合)、透析が必要な腎臓疾患、BMIが40を超えるかなりの肥満、または自己免疫疾患といった健康上の問題を抱えている場合、高くなります。
「高齢者や医療を受けている方、あるいは免疫不全の方は、症状が軽度であっても、速やかに医師に連絡すべきです」
明確にいうと、若くても、健康に根本的な問題がある場合、リスクは高くなります。
「60歳未満であっても、糖尿病、心臓疾患、免疫不全、その他、以前に肺の疾患を患ったことのある人は、若くてもより感染しやすく発症しやすいと言えます
新型コロナウィルスが蔓延している地域への旅行歴があるかどうかが(これらの地域には、感染者の数が日々増加している米国も含みます)、症状が新型コロナウィルスによるものかどうかを判断する際の、もう一つの重要な要素であることは、明らかです。
診断方法
症状がない場合、検査センターや医療機関へ検査予約を入れるのを控えてください、と専門家は言います。
「検査キット数が限られているため、症状のない人を検査することはできません。」
「しかしながら、熱や、気管支の奥から起こる咳、呼吸困難といった顕著な症状がある人は検査を受けるよう、強調しています」
(訳注;以下はアメリカの場合です)
このような3つの兆候がある場合、どこへ行けばいいのでしょうか?
「保険に加入していて、検査を提供している機関や電話連絡先を探している場合は、保険カードの裏面に、常に番号が記載されてあります。または、インターネットに接続している場合は、患者向けの情報があります」
「保険に加入していない場合は、州の保健局、または、地域のコミュニティヘルスセンターへ連絡することから始めることができます。これらは正式に連邦資格のあるヘルスセンターとして知られています。ほとんどの州では1-800で始まる通話料無料のホットライン番号があります。」
「近くに試験・評価センターがあれば、直接そこへ行くこともできます」
「事前に知らせるのが一番です。そうでない場合は、かかりつけの医療機関に連絡すると、どうすれば良いか教えてくれるでしょう」
*日本でもまずかかりつけの医師に連絡するか、あるいは検査センターへ連絡すると良いと思います。
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1日も早く落ち着くことを願っています。
みなさまもどうぞ健康に気をつけて、ご自愛ください!
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上記記事は2022年以前に書いたものです。
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