以前流行したSARS(サーズ)も当時の新型コロナウィルスでしたが、
その頃、一酸化窒素がこのウィルスの複製を阻害するようだという研究結果が発表されていました。
今回の新型コロナウィルスのことを書いた記事ではありませんが、紹介させていただきます。
新型コロナウイルスにはあれがいい、これがいい、という、信ぴょう性がいまいちわからないけれども、とにかく、手洗いうがいに加えて、体の免疫力を高めるのがよいということだろう、という話がいろいろ飛び交っていますね。
たとえ本当でなくても、いいと思ったことは、できるものなら取り入れていくほうがいいんじゃないかなと思う派なので、私も、一酸化窒素を体内で生成するカイアニのナイトロ製品を、(よく飲み忘れるんですが)こまめに取っていこうと思います。
カイアニファンの皆様も、ぜひぜひ、ナイトロFXまたはナイトロ・エクストリームをこの時期、こまめに摂取なさってください。
では、どうぞ!
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以下は
S National Library of Medicine National Institutes of Health (米国国立医学図書館国立衛生研究所)のウェブサイトに掲載されている研究論文の一つです。
訳してシェアさせていただきます。専門家ではないため、訳出が微妙でしたら、ご容赦願います。
原文は、こちらに記載されています>>https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19800091
この文章を書かれた方は、スウェーデンのソルナにある、スウェーデン感染症制御研究所の微生物感染症対策センター勤務の研究者5名で、
発表されたのは、2009年12月5日なので、今から10年ほど以前の記事になります。
読まれる前に、訳注ですが、以前流行した「SARS(サーズ)コロナウィルス」は、「重症呼吸器症候群」のことで、2002年に中国広東省で発症し、2003年に初めて報告された、普通の風邪を引き起こすコロナウィルスとは違う、「新しい種類の」コロナウイルスによる感染症でした。
今現在の「新型コロナウィルス」は、また異なる「新しい種類の」コロナウィルスになるようです。
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一酸化窒素の、SARSコロナウィルスの複製に対する、二重の効果:ウィルスRNA複製、および、Sタンパクのパルミトイル化に、影響
一酸化窒素は、神経伝達、血管拡張、免疫反応といった、広範囲の生体内作用において、カギとなる役割を担う、重要な分子です。
とはいえ、ペルオキシナイトライトなどの一酸化窒素由来の反応性窒素中間体(RNI)の抗菌特性が知られていますが、これらの効果のメカニズムはまだ十分に研究されていません。
重症呼吸器症候群コロナウィルス(SARSコロナウィルス)は、コロナウィルス科に属し、初めて確認されたのは、2002-2003年でした。
SARS患者の死亡率は、6から55%の範囲です。
我々は、以前、人工的に作られた環境の中において(訳注:=研究所内、試験管内)、一酸化窒素が、SARSコロナウィルスの複製サイクルを、未知のメカニズムにより阻害することを示しました。
今回の研究では、一酸化窒素の、SARSコロナウィルスに対する、阻害プロセスのメカニズムを、さらに調査いたしました。
一酸化窒素とスーパーオキシドとの反応により形成される溶液中の、一酸化窒素の中間生成物である、(訳注:抗菌特性があることで知られる)ペルオキシナイトライトが、SARSコロナウィルスの複製サイクルにおいては、影響を及ぼさないことを発見しました。
このことは、複製サイクルの阻害は、一酸化窒素そのものが影響、あるいは、ペルオキシナイトライト以外の誘導体が影響することを示唆しています。
そして我々は、非常に興味深いことに、一酸化窒素が、SARSコロナウィルスの複製を、2つの異なるメカニズムにより、阻害することを発見しました。
まず第一に、一酸化窒素、あるいはその誘導体は、Sタンパクの発現期時に、Sタンパクとその受容体であるアンジオテンシン変換酵素2の融合に影響を及ぼす、パルミトレイル化を減少させます。
(訳注:Sタンパクとは、「肝臓で合成されるビタミンK依存性血漿糖タンパク質」のこと。
「パルミトイル化」とは、蛋白質のシステイン残基にパルミチン酸が付加することで、蛋白質の疎水性が増加するそうです。)
第二に、一酸化窒素、あるいはその誘導体は、ウイルス複製の初期段階において、ウイルスRNA産生の減少を引き起こします。(訳注:RNAは、リボ核酸のこと)
これはおそらくSARSコロナウィルスのOrf1a(訳注:非構造タンパク遺伝子)内にコードされた、システインプロテアーゼの、一方または両方へ影響を及ぼしているためではないかと思われます。
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うーん、一般人の私には、ほほー!と納得するには難しすぎるのですが、ははは
とにかく、一酸化窒素は何においても優秀だけど、ウィルスに対しても手を変え、品を変えといった形で、効果があるようだ、という内容でした。
少しでもお役に立てれば幸いです。