2020年5月13日水曜日

ビタミンDが新型コロナウィルスの重症化を防ぐ研究結果・世界のニュース:訳しました♪

アロハ、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
サンシャインビタミンと言われているビタミンD、お日様に当たるとできるビタミンですが、外出自粛で不足してるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

今日は、「新型コロナウィルスにビタミンDがいいらしいよ!」と教えてもらったので、調べて皆様にシェアさせていただこうと思って、グーグルしました!
こちら、昨日書かれたてほやほやの記事の訳です。原文は、メディカル・エクスプレスというサイト>こちら

以下は私の意訳です。ご参照にどうぞ♪

まとめを先に書いちゃうと

どうやらビタミンDの抗炎症作用が、新型コロナウィルスによりひきおこされる炎症にも有効で、その後の症状の深刻化を抑えるようだ
まだ研究結果は100%出そろっていないが、非常に可能性が高い
とりあえずビタミンDをサプリメントで補うことは、骨や免疫、ひいては健康全体に良いのだし、
この新型コロナウィルスの危機にさらされているさなか、皆がビタミンDのサプリメントを摂取するよう、急いで、国がガイドラインを改めるべきじゃないか

というもので、呼びかけにより英国などでは摂取量を一日400IUにしようと改定したとのことで、この方は、欠乏症の多いアイルランド政府にもガイドラインの改定を呼びかけています。

ではどうぞ!



ビタミンDが新型コロナウィルスの重症度に関係ー政府のガイドラインを変更要請


ダブリンにあるトリニティ大学の研究者たちが、アイルランド政府に、ビタミンDサプリメントに関する推奨事項を変更するよう求めています。

イーモン・レアド博士と、医学部のローズ・アン・ケニー教授、TILDA(訳注:50歳以上のアイルランド人の老化に関して長期研究を行っている機関)は、リバプール大学のジョン・ローズ教授と共に、ビタミンDのレベルと新型コロナウィルスの死亡率との関連性を強調しています。

アイリッシュ・メディカル・ジャーナル誌で発表されたばかりのこの記事の著者は、1999年以後の全ヨーロッパの成人人口を研究しており、ビタミンDの量を計測、ビタミンDおよび新型コロナウィルスによる死亡率を比較しました。
(この記事はオンラインでも閲覧可能です)

ビタミンDは、太陽の紫外線UV-Bにさらされることで皮膚で生成され、肝臓、そして次に腎臓へ送り込まれ、そこで活性ホルモンへ変化して、腸内の食物から取り込まれるカルシウム量を増加させることにより、骨を強くし、骨粗しょう症を起こさないようにしてくれています。

それだけではありません、ビタミンDはまた、新型コロナウィルスと戦う多数の免疫経路において、免疫システムをサポートすることができます。
最近の多くの研究で、ウィルス感染におけるビタミンDの極めて重要な役割を確認する研究が行われています。

この研究によると、直感に反し、緯度が低く日射量の多い、スペイン、北イタリアといった国々では、ビタミンD濃度が低く、ビタミンD欠乏率が高いことが示されています。
これらの国はまた、ヨーロッパでもっとも高い感染率と死亡率を経験しました。

ノルウェー北部の緯度にある、フィンランドやスウェーデンでは、UV-Bの日光量が少ないにもかかわらず、ビタミンDのレベルが高くなっています。これは食事や補助食品からとる習性があるからです。
これらの北欧諸国では、新型コロナウィルスの感染率と死亡率が低くなっています。
ビタミンDのレベルが低いことと、新型コロナウィルスの死亡率の関連性は、統計的に有意といえます。

著者陣は、ビタミンD量を最適化することは、骨と筋肉の健康に確実にベネフィットをもたらすものであるが、データが示すところによれば、ビタミンDの最適化はまた、新型コロナウィルスの深刻な合併症を遠ざけるようだ、と書いています。

これは、ビタミンDが炎症性サイトカイン反応の調節と抑制に重要なものであり、この炎症性サイトカイン反応は、新型コロナウィルスによる深刻な結果、通気に伴う「急性呼吸窮迫症候群」と死を引き起こす原因になるものだからです。

ローズ・アン・ケニー教授は次のように述べています。
英国、スコットランド、ウエールズの公的健康機関は、新型コロナウィルスのアウトブレイク以後、(ビタミンDの)勧奨を改正しました。

現在、すべての成人は少なくとも400IUのビタミンDを摂取すべきであると勧奨されています。

今のところ、ビタミンDが、新型コロナウィルスのもたらす結果に有益であると決定づける、ランダム化比較試験(訳注:投与する、しない、2つのグループに分けて研究比較するもの)の結果はありませんが、ビタミンDと、新型コロナウィルスによる死を含む重症度との関連性を示す強い状況証拠があります

「この研究はさらにこの関連性を裏付けるものです。
私たちはアイルランド政府へ緊急の問題として、新型コロナウィルスの危機にさらされている間、すべての成人がサプリメントを服用するよう、ガイドラインを更新するよう求めています。欠乏症はアイルランドで多くみられるのです。
欠乏症は、年齢と関係しており、肥満、男性、少数民族、糖尿病、高血圧の方に多く、老人ホームで最も多くみられます。

イーモン・レアド博士はさらに、こう述べています。
「ここにビタミンDと死亡率の関連づける観察証拠があります。
ビタミンDの最適化を公的な健康ガイドラインに入れることは、全体的な健康へのベネフィットをもたらし、免疫機能をサポートするでしょう。
このような研究はまだ試験的なものであり、最適な免疫機能に必要なビタミンDのレベルについて具体的な証拠を得るためには、さらなる試験が必要です。
しかし、このような研究はまた、(日射量の多い国でさえ)ビタミンD量がどれほど少ないかを思い出させ、ある種の、必須ビタミンD強化政策への重みを加えてくれます。

北欧諸国が改正することを許可しているのですから、アイルランドやイギリス、またはその他のヨーロッパ諸国が改正しない理由はないでしょう。

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ということで、皆さま、ビタミンDをとってください。人ごみをさけたお散歩を楽しみ、
脂ののったお魚をいただき、不安な時は、サプリメント!

私が好きで飲んでいるカイアニの夜飲むサプリ、サンセットには、ビタミンD3が400IU含まれています。これは一日必要と言われる量の100%と表示されています。


ちなみに、一日中太陽に当たっていて皮膚が作れるビタミンDの量は、250IUほどだそうです。

気になる過剰摂取ですが、医師向けサイトのCarenetによると
ビタミンDの1日当たりの許容摂取量は400~1,000IUとされ、骨粗鬆症リスクの高い人や高齢者では、それを上回る摂取量(800~2,000IU)が推奨されている。」
とのことなので、カイアニのサンセットを飲んだぐらいでは、過剰摂取にはならないと思います。

もしもいっぱい取っちゃったら?

利用されなかったビタミンDは、胆汁とともに小腸へ流されてしまうそうですので、排出されちゃうんですね。

安心してお飲みください

では皆様、どうぞ健やかにお過ごしください。

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上記記事は2022年以前に書いたものです。
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